menu 04 ボールマッサージ

ボールマッサージは名前の通り、ボールを使ったもみほぐしです。実は最近流行ったというわけではなく、「トリガーポイント」（痛みや筋肉のこりにつながる体内センサー）や「筋膜リリース」という言葉が一般に広まる前からある方法です。

やり方は非常に簡単ながら、大きな効果を期待できるのが特徴です。
まず、痛みのある部位や筋肉が硬直している箇所にボールをあてて、手の平で押さえます。次に、痛みを感じない～軽く感じる程度の強さで圧をかけて、周辺をコロコロと転がします。次第に、不思議とその箇所が緩んでいくのを感じられるはずです。感じにくい場合は、3〜5分を目安に続けていきましょう。

皮膚の上でボールを転がすと、その刺激で疲労物質や古い血液が押し出されて、新しい血液が供給されます。また筋膜がリリースされるほか、トリガーポイントも刺激されるため、筋肉・スジ・筋膜が緩まりいっそう血液のめぐりがよくなる、というのがボールマッサージのメカニズムです。
血液循環が改善されれば、体温・免疫力・睡眠の質アップにもつながります。そのほか体調の変化の確認や正しい姿勢の維持、自律神経の乱れの改善など、たくさんのメリット・効果を見込めるセルフケア方法となっています。