日中どうしても外で活動しなくてはいけない・お仕事が外で安全でない環境だという場合、
スポーツで室内での活動ではない場合などなど対策を取りにくい場合もありますよね。
僕も通勤や往診など自転車で走り回っています。

さてどんな対策が必要なのかですが！
暑さに体を慣らすという事も必要なんだそうです。
いきなりは無理なので時間をかけて無理せず徐々に行わなければいけないのですが・・・・
それには暑さに負けない体作りが大切です。
気温が上がり始める頃から、日常的に適度な運動と適度な食事、十分な睡眠をとることが大事です。
水分をこまめに摂ることも日常的に気をつけましょう。
のどか乾いたと思う前に水分を取る！
スポーツドリンクなど塩分や糖分の入っている飲料を摂るとスムーズに水分補給が出来、
汗で失われた塩分の補給にも繋がります。
塩分の取り過ぎは良くないのですがダラダラと流れるような汗をかいた時は
塩分やミネラル分が大量に出てしまうのでそんな時は塩分補給しましょう！
水分塩分糖分の制限がある方はお医者様に相談して指示をもらって下さいね！
睡眠をしっかり取ることも大切です。睡眠環境を快適に保ちましょう。
通気性吸水性の良い寝具を使ったり適温で寝ること！ぐっすり寝ることで体調を良くすることで予防につながるそうです。
バランスの良い食事も大切です。丈夫な体作りにつながります。

温度管理が出来るところであれば問題はないのですが
そうでない場合、今、自分のいる場所の温度や湿度をいつも気にして頂き
帽子をかぶったり衣服を工夫して暑さを調整するようにして下さい。
最近流行りの首周りに巻く対策グッズなども良いですね。
首周り、脇を冷やすのも効果的です。
休憩も多めに取りましょう！日陰や建物の中に入り体を休めてあげるのも良いです。
様々な対策を施し暑さに慣れさせ、体を鍛えて熱中症を防ぐ！そんなやり方も良いのではないかなと思います。
ただ無理はやめてください。ゆっくりゆっくり！
あ！牛乳を日頃から摂ることで血液を濃くするのもよいのだそうですよ！お試しください！

先日、夏野菜やカフェインの入った飲み物などが
身体の熱を冷やして夏の不調に良い事をお伝えしたのですが
今回は、その中でも緑茶について少しお話ししようと思います。

カフェインは内臓を冷やしてくれるので良い面もあるのですが
利尿作用があったり、覚醒作用（夜眠りにくくなる）という面もあり水分補給には適さないとか
少し飲む時間帯に気を付けないといけないこともあります。
コーヒーのカフェインには、好きでたくさん飲む方にはカフェイン耐性が備わって
利尿作用が働きにくくなるというケースもあるのだそうですが、一般の方には難しいですね。


そこで緑茶を使った良い方法があります。
出し方（抽出）にコツがあるのです。
普通お湯で出すのですが、湯呑み一杯約120mlあたり24mgのカフェインが含まれます。
お湯で出すのを水で出すと12mg、氷で出すと6mgになるそうです。
氷出し緑茶はカフェイン量を最小限に抑えることが出来、水分補給にお勧めの飲み物になります。
もちろん飲み過ぎは良くないのですが・・・・
氷出し緑茶には、ビタミンCや免疫効果のあるカテキンも摂取出来るので夏風邪予防にもなるんだそうです。
煎茶のビタミン量は野菜にも負けず劣らず多く含まれているそうです。

さて、氷出し緑茶の浸出方法は
氷と茶葉を一緒にして時間を置くことで溶け出した氷の水分を
利用して侵出する方法です。水出し緑茶よりも低温でじっくり時間をかけて浸出する方法です。甘味が非常に強くカフェインが少ない緑茶になります。
氷出し緑茶の浸出時間は常温で氷が溶けるまで掛かります。

普通のお湯で出す緑茶はカテキンの渋み成分がたくさん出ます。
それにくらべ低温で出すと渋みや苦味が少なく、甘くて旨みの強い緑茶になります。
緑茶の旨み成分のアミノ酸は、様々なのですが一番多く出るのはテアニンという物質です。
テアニンは興奮を抑えリラックス効果が働くそうです。
カフェインも少ないので小さなお子さんから年配の方まで安心して飲んでいただける事が出来ます。
もし、お時間が無ければ氷水でも良いのですが、甘みが減りカフェインが少し増えます。これでもかとかき混ぜて出しました。
まぁ、それでも美味しく飲めましたが。

安心して水分補給が出来、体にもよく、熱も減らしてくれるので
かなり夏におすすめなのです。
是非やってみられて下さい。