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熱中症に効くツボ!

熱中症に効くツボ!

暑い日が続きます。
連日、熱中症で病院に運ばれるというニュースが飛び交っています。
先日から体を冷やす食べ物・飲み物の話、水分・塩分補給のお話をして来ました。
是非、水分塩分補給をして、冷房に入り体を冷やすことで熱中症になられないようになさって下さい。
今日はさらにご自身で手軽に出来るツボを押す方法をご紹介致します。

熱中症に効くツボ!

熱中症は東洋医療の世界では中暑といい、体に様々なダメージを
与えます。この季節の特徴の炎熱が暑邪となり体の中に熱がこもってしまう。
これによって起きる症状なのだと言われています。
体は寒い時に熱をつくり暑い時には熱を放出して体温を一定に保とうとするのですが、
厳しい環境に長時間さらされるなど体温が上がり過ぎると体温調整機能が乱れ熱がうまく放出出来なくなります。

それを助けてくれるツボのひとつに陽谷(ようこく)があります。
陽谷は手の甲側小指のラインと手首が交差するあたりのくぼみにあるツボで、体内の熱を放散する効果があります。
熱中症かなと思ったらまずは涼しい場所に移動して体を休め水分・塩分補給をして、
それからツボを押して症状を緩和していくことをお勧めします。
反対側の親指で陽谷をじわぁ~っと10秒押します。左右両方行って下さい。それを5セット行います。
精神的に安定出来るツボも一緒に刺激するとさらに効果が上がります。
頭がボーッとしている時や判断力が鈍っている時に特におすすめです。

その他のツボ

通里(つうり) 手のひら側小指側の手首の一番大きなシワから肘に向かって親指いっぽんぶんのところにあります。
内関(ないかん)手のひら側手首から肘にかけて縦に2本の筋肉の真ん中、
手首の1番太い沢から肘に向かって指3本分のところにあります。
やはりじわぁ~っと10秒程5回程押します。
通里には陽谷同様熱を放散する作用もあります。

是非とも熱中症気味の時思い出しお試し下さい。